都通りで消防出初式 職員・団員469名が行進

 年頭恒例行事の消防職員・消防団による「消防出初式」が、1月11日(日)10:00から、セントラルタウン都通りと市民センター(色内2)マリンホールで開かれ、新年を迎え気持ちを新たにした。
dezomeshiki1.jpg セントラルタウン都通りでは、飯田敬小樽市消防長と島本隆男小樽市消防団長から、消防職員103名と消防団員366名(女性45名を含む)計469名と参加人員を報告後、パレードを開始した。
 中松義治小樽市長をはじめ、市議会議員らが整列する前を、消防職員を先頭に、18分団に分かれ整列した団員達が次々と行進し、商店街の買い物客もその様子を見守った。
 パレード終了後、市民センターマリンホールへ移動。消防団員勤続表彰や北海道消防協会会長表彰伝達式が行われ、来賓や消防団員ら約380名が出席した。
 飯田消防長は、「昨年は、台風や集中豪雨をはじめ、広島市や本道礼文町での土砂災害、御嶽山の火山噴火など、全国各地で大きな災害が連続して起こり、消防職員を含む多数の尊い命が奪われた。このように近年は、地球温暖化の影響などによる自然災害の様相が、一層、複雑化・多様化する傾向にあり、我々消防は、日々発生する火災、救助をはじめとする様々な災害に対応するため、地域防災力の向上に全力で取り組まなければならないと、改めて気を引き締めているところである。消防職員団員との連携を図り、市民の安心安全の確保に努めてまいりたい」と挨拶した。dezomeshiki2.jpg
 北海道消防協会・特別功績章と小樽市長表彰・消防団員勤続表彰(40年勤続Iを受賞した、小樽市消防団・第5分団上埜教行分団長は、受賞者を代表して「受賞したことは大変光栄であり身の引き締まる思い。昭和49年に消防団に入団し現在まで40年、地域のために奉仕する消防団の一員として、地域の方々に支えられながら、困難を乗り越え、今日まで活動してきた。先輩が築き上げた小樽市消防団の伝統を継承し、郷土愛の精神のもと、今後とも消防団の名に恥じぬよう、また、市民の安心安全な暮らしを守るため努力をしてまいりたい」と答辞を述べた。