米海軍駆逐艦"マスティン"  小樽港初寄港

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米海軍駆逐艦「マスティン」(艦長:ジョセフA.トレスJr.中佐)が、友好親善を目的に、2月5日(木)8:00過ぎに、小樽港に姿を表した。
0205mustin1.jpg 寄港を反対する市民団体らが、早朝から埠頭に集まり、旗を立て「入港反対!」「出て行け!」とシュプレヒコールが響いた。
 接岸予定の小樽港・港町埠頭の周辺は、厳重な警備体制の中、9:20頃接岸し、グレーの船体が岸壁に横たわった。
 小樽港への米国艦船の寄港は、最近では2014(平成26)年7月に、米第7艦隊旗艦の米海軍指揮統制艦「ブルーリッジ」が、親善を目的に寄港している。1961(昭和36)年からの調査によると、海洋調査船14隻・砕氷船1隻を含めると、今回で76隻目となる。
 マスティンは、小樽港では初寄港となるが、2012年2月に石狩湾新港に寄港している。
0205mustin2.jpg アメリカ海軍・ミサイル駆逐艦「マスティン」は、2003年7月に就役。2006年から、第7艦隊・第15駆逐艦隊として、横須賀に配備されたミサイル防衛対応艦船。長さ155.1m・喫水9.8m・幅20.1m・排水トン数9,000トン・マスト高45.7m・乗組員約340名・1日最大上陸人員218人。
 韓国の海軍との演習後に、小樽港へ寄港。当初予定していた時刻より1時間ほど遅れるとの発表があったが、穏やかな天候となり予定通り9:00の寄港となった。
 同船の乗組員は、札幌雪まつりや小樽雪あかりの路の見物、スキーなどのウインタースポーツや家族と小樽港で待ち合わせて余暇を楽しむ予定。

 また、市民チームとのバスケット交流試合や、長橋幼稚園訪問などボランティア活動を行い、海産物や小樽の歴史などにも触れ、小樽を満喫する予定。
 艦橋(ブリッジ・指令室)で記者会見が開かれ、2014年4月から艦長就任のトレス中佐(45)は、「初めて小樽へ訪問し、美しい町の寄港に心躍らせている。小樽や近郊を観光し、小樽名物の寿司や新鮮な海産物を楽しみ、新しい出会いや歴史や文化を学ぶのを楽しみにしている。素敵な町に、私達を歓迎してくださったことに対し感謝している」と挨拶した。
MrTorres.jpg 質疑応答の中で、
 Q:抗議活動の印象は?
 A:アメリカでも言論の自由は大切であり、彼らも言論の自由だと考えている。こちらへの寄港は友好親善です。
 Q:核兵器について
 A:米海軍の艦船・航空機等に核兵器を搭載しない決まりがあり、ある・ないとは明確に答えることはできないが、決まりがあるのを理解してもらいたい。
 その後、艦内を見学し、船首や船尾にある垂直発射システム装置やメイン砲、レーダーなどの説明があった。ヘリコプターが入る格納庫も公開した。出港は9日(月)9:00を予定している。
 米艦隊クルーのボランティア・交流活動
 2月6日(金)11:00〜12:00 長橋幼稚園(長橋3)
 乗員10〜15名の訪問を予定。
 2月7日(土)13:00〜15:00 小樽商業高等学校(緑3)体育館
 乗員10名前後で、小樽市民チームとバスケットボール交流試合を予定。
 関連記事