おたる案内人マイスター7名合格 合格証授与式


 小樽観光大学校(森井秀明校長)は、2015(平成27)年3月22日実施された、おたる案内人第7回マイスター試験において、小樽・札幌・増毛の7名の男女が合格し、5月12日(火)10:00から、小樽経済センター(稲穂2)5階会議室で、合格証授与式が行われ、合格者1人1人(1名欠席)に、森井大学校長から合格証書が手渡された。
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 小樽観光大学校が実施する「おたる案内人1級・2級試験」は、2007(平成19)年1月に始まり、現在12回を実施。最高位のマイスター試験は、2008(平成20)年4月に始まり、今回で7回目となった。
 マイスターの受験資格は、1級検定試験に合格し、ブラッシュアップ講座を受講した者。試験時間90分で、択一問題20問と記述問題2問・総合記述問題1問が出題され、70点以上を合格とする。不合格者は、翌年度に講座の受講なして受験可能。
 今回の合格者は、3月22日(日)に、小樽商科大学(緑3)105号室で実施の同検定試験を受験した7名。受験者は、小樽・札幌などの男女9名で、内7名が合格。合格率は77.8%、平均77.3点。現在まで有資格者累計は、マイスター38名・1級387名・2級322名の合計747名となった。
 合格者のひとり阿久津米子さん(67歳・主婦)は、岩内出身で小樽に住んで50年以上。2008(平成20)年11月に1級を取得。小樽雪あかりの路のバックヤードツアーに第1回目から参加するなど、資格を活かした活動を続けている。
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 また、小樽運河の浅草橋でボランティア観光ガイドを続ける先輩の大井厚夫さんと出会い、昨年から時間のある時にガイドを手伝っていたが、観光客が訪れる小樽の範囲の狭さに疑問を持ち、運河や歴史的建造物の他に、北海道の発展に関与した小樽を伝えたいと勉強を始めた。
 阿久津さんは、「小樽の街の楽しみ方や見方を多くの方に伝えたいと思う」と目を輝かせた。6人ともに、小樽を愛しおもてなしの心を持つ、情熱あるマイスターが誕生した。
 関係者は、例年より多い7名の合格者に喜び、今後の活動に期待を寄せている。
 小樽観光大学校おたる案内人
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