中学生硬式野球チーム「小樽リトルシニア球団(寺田壽会長)」は、日本選手権全国大会3連覇と新人戦優勝を今年度の目標に掲げ、猛練習中だ。(写真提供:小樽リトルシニア球団)
6月13日(土)から始まる第43回日本選手権北海道大会は、全道各地から35チームが出場し、同チームも、春から一致団結し、体力・技術の向上に励んできた。
同大会で優勝・凖優勝したチームは、日本選手権全国大会(神宮球場他)への出場権を得る。同リトルシニアでは、2013年・2014年に全道大会で優勝を果たし、2年連続4回目の全国大会へ出場。今年度も優勝し、3年連続の出場を目指している。
同球団は、中学生に高校野球に準じた硬式野球の指導をすることを目的とし、礼儀・整理整頓を常に心がけ、小樽近郊の子ども達を集め、1998(平成10)年に創部された。
過去の成績では、2004年初の日本選手権全国大会へ出場し、2回戦敗退。2010年10月の全道大会新人戦で創部以来、初めて全道優勝を果たし、全国ベスト4の好成績を収めた。その後も各大会で全国大会に出場するチームに成長した。
2011年にも日本選手権全国大会へ出場しベスト8。全道大会で優勝と同時に出場権が得られる読売ジャイアンツ主催の「ジャイアンツカップ全日本中学野球選手権大会(東京ドーム)」へも出場。2013年・2014年にも全道大会で優勝し、2年連続出場を成し遂げるも、昨年度は、残念ながら初戦で敗退した。その無念を晴らすためにも、今年度に期待を寄せている。
現在の部員は、余市・小樽の中学1年から3年生までの39名。中学3年生を中心にチームを結成し、桜ヶ丘球場で、水曜日と金曜日の16:30から、遅い時には20:00頃まで練習に励み、それ以外の日は独自に練習を行っている。
6月6日に開かれた北海道リトルシニア春季野球大会で凖優勝し、8月8日から新潟県で開催の第4回東日本大会への出場権を得ている。
村上武洋監督は、「早くから3連覇を目標に頑張っている。3年生をメインとし、失点の少ないチーム。優勝して全国大会へ出場したい。ぜひ市民の皆さんに応援してもらいたい」と話した。
日本選手権北海道大会
6月13日(土)14:00 小樽桜ヶ丘球場 洞爺湖シニア対豊平東シニアの勝者と対戦予定
6月14日(日)9:00 野幌第1球場 苫小牧シニア対旭川西シニアの勝者と対戦予定
同団では、遠征のための寄付金を募っている。1口1,000円。
振込口座 北海道銀行入船支店(302) 普通預金No.0700531
口座名義 小樽リトルシニア球団 寺田壽(テラダヒサシ)会長
◎小樽リトルシニア球団HP
◎日本リトルシニア中学硬式野球協会北海道連盟
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