運動会だ!かけっこ教室だ! 小学生356名参加


 運動会を控え小学生に走り方のポイントを指導する「かけっこ教室」が、5月22日(日)9:30から手宮陸上競技場で開かれた。
kakekko1.jpg 快晴の空の下、240名の定員を大幅に越え、1年生から6年生までの356名が参加。競技場のベンチでは、多くの保護者がその様子を見守った。
 5月末からの運動会シーズンに先立ち、走ることの楽しさ、速く走るポイントを伝授するため、小樽後志陸上競技協会(八田盛茂会長)が主催して開かれ、今年で3年目を迎えた。
 今回は、陸上の強化コーチや中高の教員20名が指導にあたり、桜町中と西陵中の陸上部員25名がサポートした。
 開会式で、横田久俊副会長は、「自己流で走っている人は、基本の動きを教えてもらい、必ず速くなる。運動会前にはしっかり復習して、速くなってもらいたい。運動会では、皆さんの健闘を祈る」と激励した。
 kakekko3.jpg1年生は3班に、2から6年生までは学年ごと2班に分かれて、競技場いっぱいに散らばって練習を開始した。陸上部の中学生も各班で手本を見せたり、サポート役を務めた。
 1年A班は、足の付け根を伸ばす準備運動を行い、全天候型のフィールドを使い、短い距離を何度も走った。
 他の学年では、ミニハードルなどの小道具を使って、足の上げ方や手の振り方を学んだり、はしごのように等間隔でマスが並んでいるトレーニング道具(ラダー)を使い、コーチや陸上部員が手本を見せ、速いステップで走り、基本動作を学んだ。
kakekko2.jpg 暑い日差しが降り注ぐ中、水分補給しながら、参加した子ども達は、真剣に練習に励んでいた。
 同協会平井秀昭理事長は、「腕の振りや前傾姿勢など走り方のコツを学び、走る歓びや入賞する嬉しさを通じて、陸上をする子ども達が増えてくれればと思う。運動会で勝ったよと報告され、なによりも嬉しい」と話した。
 28日(土)に運動会を予定している幸小学校2年・森田彪雅君は、「目標は徒競走で1位を執ること。頑張りたい」と話し、引率の母親は、「初めて参加した。細かく指導してもらい、とても良い取り組みだと思う」と話した。
 小樽後志陸上競技協会HP
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