6年間を思い出に! 小学校で卒業式



 小樽市内の小学校では、3月17日(金)幸小学校を皮切りに、22日(水)の忍路中央小学校まで、21の学校で卒業式が開かれる。18日(土)は12の小学校で卒業式が挙行された。
 平成30(2018)年4月統合予定の緑小学校(花園5・上泉哲校長)では、10:00から体育館で、第96回卒業式が挙行され、23名(男子12名・女子11名)の卒業生は、真新しい制服を着て式に出席。
0318midorisyo1.jpg 在校生134名と保護者、来賓、町会役員、学校関係者に見守られながら、壇上で上泉校長から1人ずつ卒業証書が手渡され、目指す将来の職業について一言ずつ述べた。
 生物学者や保育士・建築士など、しっかりとこれからの目標を持ち、6年間の学び舎から巣立つ決意を新たにした。
 上泉校長は、「運動会や組体操、天狗山登山に向け、リーダーとしての活躍ぶりは、緑小学校の最上級生としてとても頼もしく、誇らしく映っていた。下級生は、そんな6年生を目標に頑張ってきた。緑小学校のみんなにやる気というスイッチを入れてくれた皆さんにお礼を言いたい。どうもありがとう。
 0318midorisyo2.jpg楽しい時には一緒に笑い、悲しい時には一緒に泣こうと、深め合った掛けがえのない仲間を大切にしてほしい。この仲間という財産が、これからの1人1人の人生に大きな力となることは間違いない」と式辞を述べた。
 巣立ちの祝いでは、在校生から一生懸命に取り組む6年生への思い出や感謝の気持ちを、卒業生も6年間の思い出を、体育館に響く大きな声で呼び掛けた。
 全員で合唱曲「フレンドシップ」を歌い、卒業生は「桜ノ雨」を歌い、「野空海」が響く中、6年生が退場した。
 23名の卒業生は、西陵中学校5名・菁園中学校5名・松ヶ枝中学校9名・その他4名に分かれ進学。
 同校は、大正9(1920)年に開校し96回目の卒業式を迎え、これまでに14,940名の卒業生を送り出した。平成30(2018)年4月から、緑・最上・入船小学校の3校が統合して、小樽市立山の手小学校が誕生する。
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