65歳以上の搬送増加!昨年の消防出動状況

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 小樽市消防本部(土田和豊消防長)は、平成29(2017)年中の火災・救急・救助状況について、1月5日(金)付けで発表。高齢化社会を反映して増え続ける65歳以上の搬送人数が、昨年を更に上回り、過去最高4,032人となった。
 火災の件数においては前年より8件減少の32件。火災報告取扱要領が全部改正された平成7(1995)年以降、もっとも少ない火災件数となったが、11月24日に発生した一般住宅火災により1名が死亡。平成27(2015)年2月17日の住宅火災による焼死者1名の発生から1,010日間、住宅火災による死亡はなかった。負傷者は2名減少の3名となっている。
firesiren1.jpg 火災種別では、建物火災19件(24件)・車両火災8件(11件)・船舶火災と林野火災は、この1年発生していない。( )内は平成28(2016)年の件数。
 建物火災を焼損程度別に見ると、全焼4件(7件)・半焼0件(0件)・部分焼5件(7件)・ぼや10件(10件)、焼損床面積は1,170㎡(625㎡)、損害額は49,316千円(26,270千円)。
 救急においては、昭和34(1959)年の救急業務開始以降、最も多い6,420件(6,399件)。搬送人員数は5,893名(5,870名)。
 事故種別では、救急が3,542件と最も多く、一般負傷1,062件・転院搬送1,050件・交通事故255件・労働災害179件となる。
 搬送者のうち、65歳以上の搬送者は、過去最高の4,032名(全体の68.4%)を占め、前年に比べ88名増加。平成21(2009)年以降増加を続けている。
 救助では、出動件数は104件(139件)。事故種別では、火災は1件(4件)・交通事故20件(29件)・水難事故11件(12件)・建物事故35件(3件)・その他37件(89件)。自然災害・機械事故・ガス及び酸欠事故・破裂事故での出動はなかった。
 その他の内訳は、落雪事故が9件、誤報・捜索・高所及び低所からの救助が28件。ひとり暮らしの安否確認を含む施錠解放等の出動は34件で、前年より37件減少した。
 また、昨年11月と今年1月2日(火)にも、銭函の2階建住宅火災で1名が死亡。火災による死亡事故が相次ぎ、焼死火災防止強調運動を例年よりも早めて、1月9日(火)から22日(月)まで市内一円で実施。独居高齢者世帯等を対象に、各出張所の職員が戸別訪問を実施。火災予防推進のための指導を行い、防火安全意識の啓発を図り、火災による死傷者の発生を防止することを目的としている。
 小樽市消防本部HP
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