今年もスタート!人気の土曜市 都通り商店街


doyouichi1.jpg 無農薬野菜即売会実行委員会(小林満理事長)は、小樽都通り商店街(ぎんざーディッセンバー3)で、生産者が自ら採れたて野菜等を販売する土曜市が、今年も5月5日(土)11:00からスタート。新規就農者が集まるしりべしなんでも百姓クラブ等から10店舗が出店した。
 5月上旬から11月中旬までの毎週土曜日の11:00から昼過ぎまで、後志の無農薬野菜や旬の山菜、卵やはちみつ、ケーキ・パン・ジャム等を販売し、多くのリピーターに支持されている。
 今年初日となった5日は、待ちわびた市民らが大勢集まり、11:00の開始と同時に、お目当ての山菜や野菜等に集まり、店主は対応に追われた。
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 忙しい中でも、食べ慣れない山菜の調理方法を教えてくれるアットホームな雰囲気だ。
 余市町山田町の松田農園では、採れたての旬の山菜が格安で並んだ。アイヌネギ・フキは生や茹でて、あさつきやウドが飛ぶように売れた。
 積丹町婦美町のんのんファームの無農薬で有機肥料の雪下にんじんは、100g30円で販売。豆類も並んだ。
 自家製果物と砂糖のみで作ったジャムはファーム稲船。手作り味噌と漬物の仁木町の宮川園は、たまり漬やハウスで育てたニラ、初物のたらの芽が完売した。
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 しりべしなんでも百姓クラブ・村上順一代表は、「今年も今日から始まり、新鮮な野菜や山菜、卵等を多くの市民に食べてもらいたい」と話した。
 常連の女性は、「家族も楽しみにしている。漬物もとっても美味しい」と笑顔で話した。
 土曜市での収益の一部を集めて、小樽の子供たちのために、2009(平成21)年から2012(平成24)年には、市立小樽図書館に累計387冊(80万円相当)を寄贈。小中学校の図書購入予算が少ないと聞き、2014(平成26)年からは、市内小学校2校に各10万円相当の図書寄贈を続け、504冊(100万円)にもなっている。
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