民生・児童委員 委嘱状伝達式と退任式

 令和元年12月1日付けで、民生委員と児童委員の3年に1度の改選に合わせ、12月2日(月)11:00から小樽市民センター(色内2)マリンホールで、厚生労働大臣及び北海道知事からの委嘱状伝達式と退任式が行われた。

 

 迫俊哉市長をはじめ、小樽市社会福祉協議会・野坂和弘会長、同・三橋貴史局長、小樽市民生児童委員協議会・高橋房子会長代行、勝山貴之福祉部長、民生・児童委員189名が出席した。

 

 市内16の地域に分かれた345名(現在335名のうち新任48名)を対象に、同大臣及び同知事からの委嘱状を伝達し、今回退任する45名には、同大臣・同知事及び北海道民生委員児童委員連盟会長から感謝状が贈られた。

 

 伝達式では、各地区ごとに委員の名前が呼ばれ、代表者が登壇して市長から委嘱状を手渡され、退任式では、退任者の名前が呼ばれて紹介され、代表者に感謝状が贈られた。

 

 2010(平成22)年から小樽市民生児童委員協議会会長を務め、35年の長きに渡り社会民生の安定に寄与し、令和元年度小樽市功労者表彰を受賞した稲穂地区の森田信子さんは、退任する45名を代表し、「35年が経ち、長くもあり短くもあり、少しでも地域の皆さんに役立ちたいと努力。時には厳しく優しく丁寧に指導していただいた諸先輩の皆さんと仲間に支えられ、ここまで来られた。民生児童委員の会長として力不足ではあるが、その重責は皆さんの支えがあってのことと心から感謝する。これから活躍する皆さんは苦労も多いとは思うが、地域の皆さんの温かな拠り所となりますよう、民生・児童委員経験者として応援している」と挨拶した。

 

 迫市長は、「日頃から地域福祉向上に貢献し感謝します。新しく48名が、268名が再任され、地域福祉の向上に情熱を持ち、改めて3年間よろしくお願いしたい。退任者の皆さんはお疲れ様でした」と労った。

 

 民生委員は児童委員も兼務し、地域住民の身近な相談に応じ、福祉制度の紹介など必要なサービスを受けられるよう、関係機関への橋渡し役を務めている。市の民生委員推薦会が、地域から推薦された候補者を選考し、北海道の審議会を経て、厚生労働大臣と北海道知事から委嘱される非常勤特別職の地方公務員。

 

 ◎小樽市民生児童委員協議会について(外部)