出動!おたるPOLICE 市立図書館で交通安全啓発活動

 1月21日(土)11:00~12:00、市立小樽図書館(花園5・鈴木浩一館長)で、「出動!おたるPOLICE 2023」を実施し、小樽警察署員4名が来館し、交通安全啓発のための紙芝居や警察官の装備品を見たり触れたり、パトカーの乗車体験も行われた。

 

 児童を対象とした交通事故被害防止や交通安全意識の高揚を目的に、昨年9月に続き2回目の開催で、パトカーが大好きな子どもたちや警察官になりたい子どもたちが集まり、貴重な体験を楽しんでいた。

 

 1階の児童室では、警察官による「うさこちゃんきをつけて」と「うっかりうさぎとたしかめかめさん」の紙芝居を読み聞かせ、交通安全の話を行った。

 

 女性警察官からは、防犯について「はなちゃんのかえりみち」の紙芝居があり知らない人に声をかけられたら、いかない・のらない・大きな声を出す・すぐに逃げる・知らせるの防犯標語「いかのおすし」について説明があった。

 

 実際に警察官が着用している耐刃防護衣や警棒・手錠・大きな盾・サスマタなどが展示され、子どもたちは、防護衣を着たり手錠をかけたりと興味津々だった。

 

 同館入口には、パトカーが展示され運転席に乗車体験も行われた。一時は列ができるほどパトカー人気は高かった。

 

 嶽実花さんと妹の知花さんと友人の水野琳菜さんは、1日しか体験できないとイベントを楽しみに参加し、初めて手錠に触り耐刃防護衣を着て、パトカー乗車体験を楽しんだ。紙芝居にも満足した様子で、「婦人警官に少しなりたいと思った」と話していた。

 

 同署・小林正春刑務課長は、「沢山の子どもたちに、とても興味を持ってもらい良かった。装備品についていろいろと質問もあった。ぜひ、将来の職業に選んでもらえれば」と話した。

 

 小樽警察署協議会の委員を務める鈴木館長は、「図書館はいろいろな情報を提供するところで、交通安全や特殊詐欺に関しても展示し、興味を持ってもらえればと思う。子どもたちが、好きなパトカーに乗車体験したり、読み聞かせや装備品の説明を聞いたり、警察官を身近な人と感じてもらえらば」と話した。

 

 同館カウンター前では、14日(土)から「特殊詐欺にだまされない!」として、詐欺や防犯の注意喚起のポスターとともに関連図書を展示している。

 

 ◎市立小樽図書館(外部)

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