北海道財務局小樽出張所 経済調査協力先に感謝状 

 北海道財務局小樽出張所(港町5・清水雅之所長)では、後志管内の経済情勢について「しりべし経済レポート」で定期的に公表を行っており、その経済調査協力先となる北海バネ株式会社(造田弘幸代表取締役社長)と、小樽観光協会(西條文雪会長)に感謝状を贈呈した。

 

 6月23日(月)に北海バネ株式会社を訪問し、造田代表取締役社長へ感謝状を手渡し、同社工場を見学した。(写真提供:北海道財務局小樽出張所)

 24日(火)は小樽観光協会会議室で、経済調査業務に関して、長年に渡り積極的に対応した同会に感謝し、西條会長へ感謝状を手渡し、清水所長は「いつもご協力をいただき、感謝している」と述べた。

 

 西條会長からは、第3号ふ頭及び周辺の再開発の進捗状況について、「港湾部の建物の解体工事が終わると公園になり、見通しが良くなる。小樽国際インフォメーションの屋上でジンギスカンを食べながら、クルーズ客船を眺めるととても良い。来月には新造船の飛鳥Ⅲが1泊2日で寄港する。

 以前は情報を提供していたが、近年は、観光客が自分で情報をインターネット等で入手しているケースがほとんどで、レンターカーでの行動も多く、車で動くには情報が必要なので、後志の中でもきちんと情報を整理する必要があるのでは」と話していた。

 

 同レポートは、個人消費・観光・住宅建設・公共工事・生産・雇用の項目にについて、法人や団体・企業に調査協力を依頼し、情報収集し3ヶ月毎にまとめ前回判断と比較。持ち直している・回復しつつある・全回を下回るなどを判断し公表している。

 

 この協力体制が記録に残っているところでは、24年間続いているという。

 

 ◎財務省北海道財務局(外部)

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