小樽八角屋(堺町1)齋藤竜介店主がスポンサーとなり、8月31日(日)15:00から、ガジーと万歳楽団5名が、カキゴヤニシキヤから小樽八角屋堺町店までをチンドンパレード。(写真提供:Stoic’s)
偶然居合わせた国内外の観光客らがスマホで撮影するなどの注目の的となり、年配の人たちも懐かしんで立ち止まって観覧した。
TINY JAZZ STEPSの髙橋奏多代表もとび入りで参加し、鍵盤ハーモニカでパレードを盛り上げた。
パレード後には、音楽イベントMUSIC BOX(Stoic’s髙橋将友代表)の特別編として、同楽団と高橋圭介・Vankoの3組によるスペシャルライブが行われた。
小樽市民のほか、観光で小樽を訪れた子ども連れの家族も、聴こえてきた音楽に引き寄せられ来場し、海鮮料理とライブを楽しんでいた。
齋藤店主は、「とても好評で、子どもの頃見たチンドン屋だった。今の子どもたちは知らないが、堺町通りのパレードをきっかけにこんな業態があると知ってもらいたい。無くしてはならない」と強調した。
ガジーさんは、「地域振興に繋げることをやっていきたいし、賑やかにしたい。PR先をいかに宣伝するか、道行く人をどれだけ楽しませられるか、広告効果が表れるような芸事をしていきたい」と意気込んだ。
チンドン屋とは何かをある人から教わり、札幌でチンドンをしている人に弟子入りしようとしたが叶わず、チンドン仲間から太鼓を受け継ぎ、2010(平成22)年頃から活動を続け、ジャズ仲間をチンドン屋に変えていき、歩き方など様々な形を手探りで、チンドン屋の営業を始めて活動が認められ、屋号を持っているチンドン屋のプロが100人以上が集まる富山開催の全国チンドンフェスティバルへ呼ばれた。
2015(平成27)年に小樽商工会議所主催の知産地食ローカルフードチャレンジが、小樽では初めてのチンドン披露となり、語り物・見せ物・縁起物をコンセプトに、今後も芸を磨き、地域振興のためにチンドンをやっていきたいという。