おやこの集いの場 親子むけ講座初開催

 小樽市地域子育て支援センターおやこの集いの場(築港11)イベントコーナーで、0~6歳の14組・33名が参加し、12月26日(土)11:00から第1回親子むけ講座が開催された。

 

 管理運営するNPO法人北海道子育て支援ワーカーズの小川京子さんと星野ゆかりさんが講師を務め、同会員3名もサポートで協力。

 

 この道30年以上のベテラン・小川さんは、「親子で楽しむことは子どもの心の栄養だ」と強調した。
 

 12月20日(土)にオープンしたばかりの同支援センターでは、毎月1回親子向け講座を企画し、第1回目は「親子ふれあいあそび」として、わらべうた遊びと新聞紙遊びを開催。

 

 わらべうた遊びは、親子が一緒になって頭をなでてスキンシップを図り、体を動かして声を出しみんなが笑顔になって楽しむ。新聞遊びは、新聞紙1枚を使っていろいろな遊びを企画した。
 

 参加者は、輪になって子どもを膝の上に抱きわらべうたを歌ったり、絵本を切符に見立て列車になって歌いながら歩いたりした。うさぎの夢ちゃんも登場し、子どもたちと一緒に遊び、繰り返しを好む子どもたちのために何度も繰り返した。

 

 新聞紙を遊ぶ道具として、細長く切ったり小さくちぎったり、飛ばしてみたり細かくちぎって紙吹雪にするなど、親子は楽しい時間を過ごしていた。

 

 散らかした新聞紙は、わらべ歌を歌いながら魚の形をしたビニール袋に片づけ、新聞紙遊びが終了するまで楽しめた。

 

 あお君(2)といと君(1)は両親と参加し、「子どもたちは楽しそうで良かった。たまたま今日はお休みだったが、平日だと参加できないことも多く、土日にも開いているので参加しやすい」と話していた。

 

 終了後、小川さんは、「参加者には、声をかけたり子育ての簡単なアドバイスも。0歳児が多かったが、6歳のお兄ちゃんも参加し、お手伝いをお願いすると楽しく参加できたりする」と話した。

 

 おやこの集いの場「親子むけ講座」は、事前予約で月1回11:00~11:45に実施。次回は1月19日(月)に冬のわらべうた遊びを開催。当日受付スタッフに申し込む、月2回15:45~16:15実施の「わらべうた遊びと絵本の読み語り」講座も開催。次回は1月10日(土)と1月31日(土)を予定。

 

 地域交流イベントも年2回開催し、2月14日(土)に「子どもと一緒に伝統遊びや文化を体験しよう」と題し、ハンズオントーイキンダーリーブ・杉本英樹店長を講師に、勤労女性センター(築港11)大ホールを会場に開催予定。

 

 ◎小樽市地域子育て支援センターおやこの集いの場(外部)

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