妙見最後のシビックマーケット 19店舗が集結!

 3月31日(火)で閉店する妙見市場で、毎月第3土曜日に開催している妙見シビックマーケットの最終回が3月21日(土)に開かれた。コーヒー・菓子・アクセサリー・和食処など19店舗が集結し、最後のマーケットを楽しんだ。

 

 同市場で、CSA(community supported agriculture)妙見ショップを営業している、みみずく舎のミリケン恵子代表が中心となり、空き店舗が目立つ同市場と共催し、2017(平成29)年5月から第3土曜日に1日限定のシビックマーケットを企画。子どもから高齢者も楽しめる市場を目指して、今回が39回目となった。

 

 同ショップでは、ミリケンさん手作りのコーヒーに合うケーキなど4種類の「けーこのケーキ」が並び、帆布バックのJammed with Possibilityでは、色とりどりのバッグとともに東京の知人が作ったキーリングを販売。

 

 奥沢でガラス工房&ショップを営むSHiMASHiMAさんも同マーケットの常連で、誕生石をガラスでイメージしたペンダントやイヤリングなど、オリジナルガラス商品が並ぶ。

 

 マスク不足が続く中、手作りマスクを販売するUchinoCOでは、幼稚園児用から大人までの手作りガーゼ生地マスクを販売し、大勢の客が買求めていた。ガーゼ生地の種類も多く、無地から柄物まで、自分で使いながら徐々に使いやすいように改良したという。

 

 使用している人は、「夜に洗って干すと朝には乾いていて、使い心地も良い」と話していた。

 

 この他、ふじまめのなまけものをモチーフにした癒されるフェルト人形のストラップやブローチ、小樽マクラメ工房いとくるみでは、専用の紐で編みこむイヤリングやブレスレット、タコ糸の手作りバックや足カバーなど、個性溢れる商品が並び、若い家族連れも行き来し賑わった。

 

 ミリケンさんは、「最初はシビックエコノミーフェスという名前で、みんなで小さな経済を動かそうと始め、口コミで市場に来てくれて、小さな経済の輪が広がり成功したと思う。今後は、新店舗に移動して6月頃から始めたい」と話した。

 

 現在、同市場に入店している5店舗は、横田鮮魚店はかぬまビル1階(花園1・元太洋市場隣)で4月上旬に、Jammed with Possibilityは中央市場第1棟(稲穂3)で5月上旬に。CSA SHOPは市役所通りローソン隣(花園2)で5月オープン予定で、高松商店と伊藤惣菜店は閉店となる。
 
 
 ◎妙見市場(外部)

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