「サンビルスクエア」ホテル棟お目見え


sunbuild.JPG JR小樽駅前交差点角に建設中の新ツインタワービル「サンビルスクエア」のホテル棟の姿が、いよいよお目見えした。
 「サンビルスクエア」の建設は、「小樽駅前第3ビル周辺地区市街地再開発事業組合」(山本秀明理事長)が進めている。
 234室のスパ付ホテル「ドーミーイン」、銀行・喫茶・飲食・歯科医院など11店のショッピングモール、117戸のマンション「プレミスト小樽」(大和ハウス工業株式会社)の構成となっている。
 現在、全体の建設工事は58%進んでいる。ホテル棟は、外観工事が完成し、養生・足場が解体され、レンガ調の姿がお目見えしている。2階から10階の全フロアの内装仕上げ工事に取り掛かっている。
 株式会社北海道アーバンコーポレイションが、約20億円でホテル棟を購入し、賃貸で共立メンテナンスがドーミーインを運営することになっていた。しかし、同社の親会社の経営破綻の影響で、北海道アーバンは同事業から撤退した。このため、特定業務代行契約を結んでいる施工主の大成建設が、新たな取得先を探している。
 「共立メンテナンスがやることは決定しているので、所有先を早く見つけたい。もし見つからなければ大成建設所有のままで、6月に仮オープンし、その後、本オープンに向けて、取得先を見つけることになる」(大成建設)としている。
 マンション棟は、最上階の17階の鉄筋コンクリートの躯体工事と、3階から12階までの内部仕上げ工事が同時進行で行われている。117戸のうち60~70%程度の販売状況としている。
 1階と地下1階のショッピングモールでは、1階店舗部分の内装仕上げが行われている。来年3月末引渡しの予定で、早い店舗で4月1日にオープンするところもある。1階に出店するテナントは、ミスタードーナッツ・北洋銀行・コガイ歯科・ソロールホーム・たばこ店・喫茶店が決定している。このほか、飲食店やドラッグストアがオープンする予定で、現在、交渉中となっている。
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