生き生き道場 書&笑 宣誠寺で開催



 小樽市潮見台にある宣誠(せんじょう)寺では、1月7日(土)13:30から「新春生き生きライブ ”書&笑”」を開催した。
 同寺の「生き生き道場」は、毎回多くの人で賑わい、これまでのお寺へのイメージを一新している。平成17年より気功教室、コンサート、寺子屋などを開催しており、新年第1弾は第41回目を数える。今回の「書&笑」は6回目となる。昨年11月には「生き生きコンサート・チェンバロの調べをあなたに」を開催し、好評だった。
0107ikiiki1.jpg 13:30から、書家の若山象風氏による「書のライブ」が開かれた。相手の気を感じ、希望の文字や若山氏が相手の人に描く文字を目の前で書いていく。色紙や書いてもらいたい物を持参し、50名が順番を待っていた。気を感じて書いた文字が出来上がると、会場では歓声が上がった。同じ文字でも、その人その人から受ける気の感じが違うので、それぞれ違う表現の文字になるという。
 持参したトレーナーに「夢」という文字をお願いした小林眞弓さんは、「書の先生と母が知り合いで、以前にも何度か書いてもらった。今回『夢』とう文字にしたのは、春から東京の大学へ行き、ボートをするので、夢が叶うようにお願いした。いろいろな字が書かれ、力強かったり、柔らかかったりする。今回は力強く書いてもらった」と話す。
0107ikiiki2.jpg 14:30から、「笑」の落語会が始まった。本堂には35名が集まった。落語家の林家とんでん平氏を予定していたが、交通機関の遅れにより、急遽、釘抜き亭トンカチ氏がとんでん兵氏到着まで代役を務めた。「笑う事は大切。健康にも繋がる」と軽妙に話し、本堂は、笑いの渦に包まれた。15:00過ぎに到着したとんでん平氏が、「縁」という話を、おもしろおかしく話し、来場者は、皆、笑顔になった。
 峰尾泉栄住職は「新年の行事で『書』では、座右の銘や励ましの言葉などを自分の証として持っていただきたい。『笑』では、昨年よりも少しでも笑いを持ち、心と体を健康に過ごしてもらいたいと思う」と話した。