コーラ自販機からの"まちづくり" 基金に寄付


CocaCola11151.jpg 北海道コカ・コーラボトリング株式会社(本社:札幌市清田区・矢吹健次社長)より、「小樽ファンが支えるふるさとまちづくり資金基金」への寄附金贈呈式が、11月15日(木)、市役所本館(花園2)2階市長応接室で行われた。
 この基金では、小樽の歴史的な財産を後世に引き継ぎ、個性豊かな魅力あるまちづくりを実現するために、応援する全国の小樽ファンからの寄付を募りまちづくりを進めている。
 同社小樽事業所・和田徳昭所長から、中松義治小樽市長へ寄附金が贈呈された。
 中松市長は「大事に使わせてもらいたい。皆さんの気持ちも大切に思っている」と話し、同社広報・CSR推進部執行役員上島信一氏は、「続けることを第一に行っている。定住人口が増えない中、後志全体を賑やかに、産業が町を元気にし、両方が成長していくようにお手伝いしたい」と話した。CocaCola11152.jpg
 同社と小樽市は、2008年(平成20)9月30日に、市役所別館1階に設置した「災害対応型自動販売機」の売上げの一部(1本につき10円)を、「小樽ファンが支えるふるさとまちづくり資金基金」へ寄附することで、協定を締結している。
 当年度(平成23年10月1日〜平成24年9月30日)の寄附対象金額が106,490円と確定。第1回目は2009(平成21)年102,980円、2010(平成22)年116,040円、2011(平成23)年116,640円と、昨年より10,000円ほど少なかった。
 災害対応型自動販売機の特徴は、電光掲示板を通して文字情報を表示することが可能、平常時は速報ニュースやお知らせなどを、緊急時には災害情報を表示する。また、災害時に遠隔操作によって無料で清涼飲料水を提供することも可能。
 同社は「安全で安心な地域づくりを応援する取り組みを、地元企業として、事業活動を通して継続的に推進していきたい」としている。