「体育の日」 ラジオ体操の集い!


radiotaiso2.jpg スポーツに親しみ健康な心身を培うことを趣旨とする「体育の日」に合わせ、小樽ラジオ体操連盟(小林隆会長)が主催する「おたるラジオ体操・みんなの体操の集い」が、10月13日(月)9:45から、小樽郵便局(色内1)4階体育館で開かれ、同連盟役員12名をはじめ、ラジオ体操愛好家43名が参加し、心地良い汗をかいた。
 この集いは、2008(平成20)年、ラジオ体操制定80周年を記念して始まり、市民の健康・体力づくりを目的に、小樽市民体育大会の参加を兼ねて開かれ、今年で7回目を迎えた。
 ラジオ体操は、1928(昭和3)年に制定され、身体をまんべんなく動かすために必要な運動の組み合わせで、だれでも無理なく手軽にできる体操として作られ、長年に渡り多くの人々に親しまれている。
 同連盟には、市内43団体が加盟。元旦も休まず、毎日体操を行うのは2団体、冬期間以外は毎日体操を行う団体が4団体あり、活発な活動を行っている。その他の団体は、各町内会などで夏休みに子ども達を集めてラジオ体操を行っている。
radiotaiso3.jpg 開始時間には、動きやすいスタイルで会場に整列し、体操に先駆け、「小樽ラジオ体操連盟功労者表彰式」が行われた。団体の部では「厩町会ラジオ体操会」、個人の部では板坂ツヤ子さん(85歳・ラジオ体操広場朝の会)に表彰状が贈られた。
 功労賞は、同連盟に20年以上携わり、ラジオ体操に親しみ、普及に貢献した60歳以上に贈られる賞。この度、受賞した板坂さんは、元旦も欠かさず、小樽公園の見晴らし台で、雨や雪の日は、小樽市総合体育館前のひさしがある場所で体操を行っている。
 板坂さんは、「ラジオ体操は、その日の始まりにけじめがつき、習慣になっている。6:00に家を出て体操に参加し、公園を散歩して7:30頃帰宅している。参加しないと、忘れものをしような気持ちになる。良い空気を吸い、体の調子も良い」と話した。
 小林会長は、「スポーツの秋、ラジオ体操を通じて、思う存分に体を動かし、今日1日元気に過ごしてもらいたい」と挨拶した。
radiotaiso1.jpg その後、みんなの体操の説明を聞きながら、全員で体を動かした。みんなの体操は、8種目あり所要時間は約4分30秒。参加者は、日頃慣れ親しんでいる体操のため、きびきびした動きでこなしていた。
 続いて、お馴染みのラジオ体操第1(13種目・所要時間約3分10秒)と第2(13種目・所要時間3分5秒)を行い、心地良い汗をかいていた。
 参加したラジオ体操歴50年の女性は、「肩こりも解消され、ラジオ体操の効果をひしひしと感じる。続けることが大切」と話した。
 なお、平成26年度ラジオ体操優良団地方表彰が、全国65団体(個人)に贈られ、市内の「住之江元気八分ラジオ体操会」が受賞している。
 全国ラジオ体操連盟
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