3月7日消防記念日 消防協力者18名表彰


 小樽市消防本部は、3月7日の消防記念日に合わせ、地域における消防協力者18名を表彰し、7日(月)9:30から、消防庁舎(花園2)6階講堂で表彰式を行った。
 森井秀明市長や横田久俊小樽市議会議長、明井隆生消防長、小樽市消防団・阿部芳郎副団長らが出席して開かれた。
0307fireday2.jpg 市長や消防長から、ひとりずつ賞状が手渡され、それぞれの地域で、長年に渡り、火災予防の推進を積極的に行う女性(婦人)防火部等の部長や幼年消防クラブの指導者、消火栓等の除雪を行う消防水利除雪協力者18名に感謝の意を表した。
 消防記念日は、1948(昭和23)年3月7日に消防組織法が施行され、市町村が行う「自治体消防」として、新たに出発したことを記念して設けられた。同表彰式は、「自らの地域を自らの手で火災その他の災害から守る」ことに対する理解と認識を深めるために実施している。
 市長は、「本市は他都市と比較して高齢化率が高く、火災などの災害が発生した場合は、犠牲になる可能性が高いと言われる。そのため、火災を未然に防止し、災害による犠牲者を出さないよう全力で取り組みたい。市民が安心して生活できるようまちづくりを努めたい」と挨拶した。
 阿部副団長は、「消防団は郷土愛護とボランティアの精神を持って、日夜活動しているが、受賞者は、まさにボランティア精神そのもので、意を同じくする者として高く評価させていただく。小樽の消防は、発足から現在まで幾多の災害に遭遇しながら、我々の先人が郷土愛と使命感に基づいた献身的な活動の結果、郷土の防人として市民の厚い信頼を得てきた。消防団は、長い歴史と伝統の中、地域に生まれ地域に育った組織。今後とも消防本部や関係機関との連携を強化し、安心で安全なまちづくりを充実するため精進してまいりたい」と祝辞を述べた。
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 本市における平成27年1月1日から12月31日までの火災発生件数は48件で、一昨年より10件増加。このうち、建物火災は26件で、昨年2月には1名の尊い命が犠牲となる火災が花園町で発生している。
 小樽市消防本部HP
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