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 1月のベストママ 2019

小林 夏希 ママ

 すし屋通りを下った堺町通り近くに、新感覚のどらやき屋が、2018(平成30)年8月17日にオープンした。

 札幌から子どもに良い環境をと、小樽の銭函に移住して8年目となる小林哲(38)さんと夏希さん(34)が営む。

どらやき小羽茶(こばさ)は、夫婦が力を合わせて作るどらやきや団子、大福等を販売。店名の“こばさ”は、小林哲(こばやしさとし)さんの名前から、漢字をあてて生まれた。

 北海道内の催事を中心に販売していた哲さん。オリジナルどらやきやわらび餅が人気となり、週末は夏希さんが手伝い、いつか店を持ちたいと思うように。

 倉庫だった場所に店舗を構え、観光客をはじめ、地元の人にも食べてもらおうと、夫婦2人で切り盛りしている。

 出張が多い哲さんに代わり、夏希さんが店主となって店を支え、“焼きたてを提供する”をモットーに、朝から丁寧に手作りしている。

 和風にも洋風にも合うように道産小麦粉2種類をブレンドし、ふんわりもっちりとした食感に仕上げたどらやきの皮、十勝産の大納言を炊いたあんこ、新鮮な卵を使ったカスタード、道産の深煎りきなこをかけたまーるいわらび餅、栃木県産の農家から直送の丁度良く熟したいちごなど、随所にこだわりが。12月〜4月いっぱい限定のいちご大福は、こしあん・つぶあん・ミルク・チョコ・抹茶の5種類を揃えた。

 お奨めは、カスタードクリームにいちごとブルーベリーの「ベリーベリーどらやき」、こしあんにオホーツクの塩を利かせた「塩どら」は年配の方にも人気だ。

 毎月1品または2品、旬の食材を使った新商品の開発にも力を入れ、子ども達も協力して試食係を務めている。

 秋限定でマロンやパンプキンを使った商品を販売し、1月は、ピスタチオクリームにマスカルポーネといちごを入れたどらやきの販売を予定。

 昨年11月開催のスイーツフェスタに初出店し、限定品4品を販売。店に来てくれているお客さんが、わざわざ会場まで足を伸ばして買いに来てくれたことにとても感激したそうだ。

 夏希さんは、「オープンしたばかりなので、小樽の皆さんに愛されるよう、新しい感覚のどらやき屋をずっと続けたい。クリームどらやきなど、スタンダードなものをはじめ、種類が豊富。店内で腰かけて、焼きたての団子も召し上がれます」とPRした。

どらやき小羽茶(こばさ)
小樽市堺町2-3
営業時間:10:30〜18:00(変更あり)
定休日:火曜日・年始は1月5日(土)〜
電話:0134-55-1282
FAX:0134-55-5630

 12月のベストママ 2018

宮田真由美 ママ

 寿司を中心に、旬の新鮮な食材を使った料理を提供する「すし処みやた」は、寿司屋通りに店舗を構え、店主の宮田宜史さん(41)と妻の真由美さん(37)が、二人三脚で切り盛りする店。

 堅苦しくなく、家族連れでも気軽に入れる店を心がけている。

 共に札幌出身の宜史さんと真由美さんだが、宜史さんは高校卒業後、すぐに小樽で料理人の道へ。一時札幌に戻り、運命的な出逢いをした真由美さんを説得して、再び小樽に。仕事をするなら“小樽で”と、住み続けて20年以上になる。

 2人は、数軒隣りの「寿し処ひきめ」に10年以上勤め、その後、現在の店舗で店長を任され、2017(平成29)年2月から晴れて店主となった。

 真由美さんの仕事は、接客が中心となるが、忙しい時は何でも手伝う、夫を支える縁の下の力持ち。美味しい食事はもちろんだが、お客さんが楽しく会話できるよう、邪魔にならないようにと、どれだけあずましい(居心地が良い)か気配りを忘れない。箸置きを折り紙で手作りするさりげないおもてなしも、お客さんに喜ばれている。

 店内に飾られた可愛らしいだるまは、真由美さんのコレクション。ママが収集しているのを分かっている常連さんからのお土産も。

 いつもはつらつとして元気に立ち振る舞う真由美ママは、「実年齢よりも若く見られてしまう」と、はにかむ笑顔が可愛い女性だ。

 胆振東部地震では、台風で大変な大阪のお客さんから安否確認の電話をもらったり、今まで接してきた人たちに恵まれていると感謝も忘れない。

 これからのお奨めは、店主一押しの、日本三大珍味のひとつ、ボラの卵巣から作った自家製「からすみ」。料理人の技と手間をかけて納得できるものを、ぜひ食べていただきたいとPR。

 「すしは、本来、気軽に食べるもの。ひとりでも多くの人に楽しんでもらいたい思いがあり、お腹がすいた時に、気軽に立ち寄ってもらえる店にしたい」と話す宜史さんの横で、「堅苦しくなく、アットホームな雰囲気で、また行きたくなるような店になれば」と、優しく微笑む真由美ママ。

 寿司屋通りは、老舗や本格派すし店がひしめき合い、競合しているが、仲良し夫婦が営むアットホームな店「すし処みやた」で、気軽に小樽の寿司を味わいに出かけてみては?

すし処みやた
小樽市色内1-12-8
電話:0134-27-0133
営業時間:ランチ11:00〜14:30、ディナー17:00〜21:30(L.o)
定休日:木曜日
宴会コースは最大12名まで 

 11月のベストママ 2018

廣田 智子 ママ

 廣田智子さん(47)は、酒好きが高じて、実家の旧廣田金物店の事務所を改装し、居心地の良い店「曲廣屋 kanehiroーya」 を、今年の9月4日にオープン。ランチプレートと国内の厳選した酒、自家製酵母のパンを提供している。

 金物店は、祖父の兄が約90年前に始めた建築道具を扱う店だった。廣田さんも事務員として働いていて、思い出が詰まった大事な場所。

 店を始めるならここしかない!と事務所を改装し、店名も金物店を残したいと命名。

 おしゃれなU字カウンター7席のこじんまりとした店内は、釘を量っていた年代物の秤が飾られていたり、吊り秤にハンガーがかけてあったり、硝子ブロックを木製のものさしで枠取りしてあったりと、かつての金物屋の風情を残している。

 改装案は、大工さんのセンスに廣田さんの希望を組み合わせて生まれ、思い以上の出来栄えと喜ぶ。

 開店2日後に胆振東部地震が発生。停電になりやむなく2日間の休業。それがかえって、初めて経験した開店という大きな門出の緊張を解きほぐし、気持ちを落ち着かせることができたという。

 20歳の頃、上司にご馳走になった日本酒に惚れたのがきっかけで酒好きに。親からただの「呑ん兵衛」と言われるのが嫌で、日本酒のソムリエ「酒師」の資格を取得。発酵繋がりで、6年前から酵母を起こしてパン作りも始め、毎朝、手作りのパンを7種類ほど焼き販売している。

 赤井川産の減農薬ゆめぴりかと自家製酵母パンが選べ、メインは肉か魚、そのほかに芋サラダ・野菜サラダ・スープがついているランチプレートを提供。10月9日からケーキセットも始め、午後のひと時をティータイムで過ごすも良し。

 夜は、日本酒に合わせた「あてプレート6種盛り」と、その時々で変わるが、全国各地の選りすぐりの日本酒を提供。石川県の天狗舞・山廃純米ひやおろしや宮城県の勝山縁・特別純米ひやおろし等が並ぶ。

 今後は、「あて(肴)によって、日本酒の楽しさを多くの人に知らせたい」と話し、「ゆっくり、のんびりしてください」とPRした。

 店内には、伯母が編んだ籠バッグや指輪等のアクセサリー、従姉妹が作るアクセサリーや雑貨、几帳面な仕事をする母親の着物生地をリメイクした小物入れ等を展示販売するコーナーを設けている。

 廣田さんも、子ども頃に始めた習い事で才能を開花させ、小樽書道市展委員も務める腕前の素敵な女性だ。

曲廣屋 kanehiro-ya
小樽市緑1-2-14
電話:080-6094-8761
営業時間:火〜木11:00〜18:00(ランチ〜14:30)
    :金〜土11:00〜17:00(ランチ〜14:30)・17:30〜22:00
定休日:日・月曜日

 10月のベストママ 2018

亦野 寿子 ママ

 オーシャンビューがご馳走の「Cafe &Hall Matano」店主・亦野寿子さん(55)は、札幌出身で、張碓の自然に魅せられ移住。18年前に建てた敷地面積約300坪の豪邸の居間で、2017(平成29)年6月にカフェをオープンさせた。

 短大を卒業後、幼稚園教諭として勤務。結婚後も2人の子どもを育てながら、市内の幼稚園で、子ども達の笑顔に包まれ、幼稚園教諭が天職だと思っていた。

 突然、親の介護と仕事が重なり、両立が困難となったため、2015(平成25)年に退職。翌年1年間、休養をしていた時、近所の集まりに居間を開放していた。友人からは「こんなに素敵な場所を使わないのはもったいない。カフェでもしたら?」と勧められ、心機一転、カフェを開くことに。

 高台に位置するカフェの窓からは海が一望でき、増毛連峰や海にかかる夕焼けや虹、真冬の荒れ狂う海など、張碓ならではの景色がご馳走となり、友人・知人3組がホームウエディングに使用したことも。ミニライブやサークルの集まり等に貸すこともある。

 もちろんご馳走は景色だけではなく、1日10食限定のランチは地産地消を心がけ、薄味を基本に、旬の食材を使用して添加物は一切使わず、身体に優しい食事を提供している。

 道産小麦のはるゆたかを使ったナポリタンや豆にこだわったコーヒー、マレーシアのキャメロンハイランドで焙煎された最高級の茶葉を使用したBOHティーやモリンガ茶、黒豆茶も。

 手作りデザートはシンプルに、材料を最小限に抑えたシフォンケーキとニューヨークスタイルのチーズケーキも味わえ、食事やティータイムを堪能できる。

 また、 丁寧に焙煎され、すっきりとした後味のCoffee Pocket TIME(中田千明さん)の高品質なプレミアムコーヒーも注文できる。

 カフェはのんびりするところで、ぜひ長居してもらいたい。「ゆっくり寛げる」が一番の褒め言葉で、お客さんとのおしゃべりも楽しいそうだ。「これからも細く長く続けられれば」と謙虚に答えた。

Cafe & Hall Matano
小樽市張碓町531-16
電話:0134-62-1541
営業時間:11:00〜17:00
定休日:水曜・日曜不定休